メンヘラ芸の分類(自傷)心のSOS
ご無沙汰しております。時間ができたので記事を書きます。
メンヘラ芸と呼ばれる物があります。自傷の一種で、本質は「無能の証明」です。
この辺の本を参照。
- 作者: 借金玉
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/05/25
- メディア: 単行本
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「無能の証明」とは教育心理学用語で、追い詰められた若者(「若者」に限りませんが)の、心理を表します。
漫画や小説などで、精神的に限界まで追い詰められたキャラがスッと自傷する場面を見たことはないでしょうか?あれは本人の、「私にこれ以上期待しないでください。私はこれほど何もできない(無能な)人間です。もう私を放っておいてくださいという心のSOSです。
その心のSOSにはグロテスク趣味に走る手段もあります。
10代前後頃に、突如若者がグロテスクな表現をし始めたりグロ表現を蒐集し始めたら注意です。ごく一部の例外を除いて、その時期のグロテスク趣味は心のSOS(無能の証明)とみなされます。注意深く見守ってください。
メンヘラ芸もそれら無能の証明の一種です。当人たちは私はこんなに「無能」だから、もう許してください!と、必死で訴えているのです。
もしもここを見ているあなたにメンヘラ芸を繰り返す人がいたら、その場合本人は「あなたに対して」、もう許してください、期待に応えられませんと主張している可能性があります。見極めて、距離を置くことを考えてください。そばに居続けると、本人の負担が増えてその人が潰れてしまう場合があります。
「許してください」と言っている人からはそっと離れる方が良いことが多いのです。
この話題はメンタルヘルスカテゴリーに入れておきます。