ゆいなの健康ライフハック

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教育心理学的な「反応」と「ディフィカルト・チルドレン」。心が漏れている人。

赤ん坊は一般に、雑刺激に反応するものほど知能が低いと言われます。優秀な子はひとつのことに集中して、他の刺激にいちいち反応しません。
教育心理学で学ぶことです。
逐一反応する子を、気むずかしい・育てにくいという意味で「ディフィカルト・チルドレン」と呼びます。
昨日のウォーキング中の反応の話題と一緒で、集中できない人ほど周りに反応して逐一見たりしてしまいます。
下記参照。
yuinaminato.hatenablog.com


この反応の傾向は大人でも同じです。人に雑刺激を与えて反応をコントロールするのがソーシャルゲームですが、遊んでいる人は「自分がコントロールしている」と思っています。

知能の高い人は自分から雑刺激にいちいち反応しようとしません。仕事中や勉強中に他のことに反応してしまう状態を、仏教では「心が漏れている」という言い方をします。集中できていない状態のことです。

SNSなどを見ると心が漏れている人は一目瞭然です。「この人は仕事中か勉強中のハズなのに、ずーっとSNSを頻繁に更新している」なんてことがよくあります。彼らは一様に「自分は凄い人だと周りから評価されている」というエピソードを織り込んでいます。が…。

ウォーキングにしても、勉強も仕事も結論は似ています。
ひとつのことを集中してやり遂げたときの充実感・達成感はかなりのものです。人は自分の選んだ作業である「仕事」に身を投じて一生を終えます。それゆえに「仕事に集中すること」の幸せを最上クラスの「幸せ」に位置付ける人々は多いです。

作業に集中したときの「フロー」「ゾーン」状態を神聖視する人々もそうですし、初期仏教の「作業に集中するのは幸せですね」と言う人もそうです。人生に余分な時間はあまりないからひとつひとつ楽しんでいこう、無駄にしないでいこうという想いの表れだと思います。

仕事中・勉強中に「心が漏れて」集中できていなかったら、結局「充実感・達成感」といったものを味わうことはないでしょう。無いことに慣れてしまうと一生そういった「幸せ」からは遠ざかることになります。
QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の高い人生を送りましょう。